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○○力(りょく)とタイトルの付いた本が好きです。
元々は斉藤孝センセイの書いた本が発信元になっていると思いますが、私が持っているだけで下記の様な本があります。
読書力 質問力 教え力 コメント力 だまされない<議論力> 感動力 段取り力 頭がよくなる四字熟語力 コミュニケーション力
斉藤センセイの本が7割を占めます、「なんとか力」というタイトルが付いている本を店頭で良く見るのは確かです。
売れ行きがよいのでしょう。一時期は「頭が、良い人悪い人」的な対照タイトルが流行りましたね。今度は斉藤センセイは「○○塾」という本のブームを起こそうとしています。早速「速読塾」という斉藤孝センセイの本が店頭に並んでいました。
一瞬手が伸びましたが読んでいない本が溜まっているので断念しました。 私はこれらの本を読み、深い感銘を受けました。
そこでインスパイアされたことを綴ってみましょう。
上記「力」シリーズは、基本的にコミュニケーションの手法を教えているものです。上記を有効に使えば、人間関係が円滑に行く事は間違いないと思わます。
もし、人間関係がうまく行っていない方がいればぜひとも上記の本を一読する事をお勧めします。
私が日頃思っていることで、人に感動を与えるという意味で
「握手力」という考えを提唱してみたいと思います。
私はこの握手力に感動させられた事があります。
それは苦労して徹夜してカットオーバーを迎えた某劇団のチケット予約システムでした。
その劇団は2000年を迎える記念すべき年に新しいミュージカルの初演に向け自動音声予約の開発を行なうプロジェクトで、プロジェクトは苦労苦労の連続でした。
数百回線から来る電話予約を自動でさばくという従来にない大掛かりなシステム。まだインターネットはネットスケープが主流でINS64が普及しだした頃、その某劇団はINS1500というより回線速度の速い専用回線を本部まで引き込み万全の布陣を牽いての体制でした。
某劇団も皆エース級の人材ばかりが揃って、システム構築にあたりました。
テストも熾烈を極めました。全国何十万人の会員からのコールに耐えうるシステムでなければなりません。その劇団にとってもシステムダウンは信用失墜に繋がりかねない事態を引き起こします。
会員が離れてしまう事だってあるでしょう。サクサク予約できなければなりません。
今では自社にサーバなど置かずにハウジングといった手法で外部にサーバを置き、システムの堅牢性(けんろうせい エラーや例外などに強く簡単には暴走しないもの)を保つ方法もありますが、その当時はその様なサービスはなくサーバも通信回線も堅牢性のあるシステムもPBX(通信を制御する装置)も全部自前。その劇団のサーバルームに汎用機の横に置かれているという今では考えられない様なシステム構成でした。
今の様なインターネットの世にはなっておらずまだまだアナログでした。よく自前であそこまでの投資を行なったと思います。
その苦難を何とか乗り越え、電話予約初日を迎え、色々なハプニングもありながら、大きな問題を起こす事なく無事予約初日を終える事ができました。
システムのカットオーバーの瞬間です。
その場に居合わせたスタッフ、我々システム構築メンバがその瞬間を終え、誰からともなくスタンディングオベーションが巻き起こったのです。
私も思わず立ち上がり拍手していました。 そこにはまぎれもない客と我々がチケット予約チームとして一体となって喜び合っていたのです。
まるでミュージカルのラストシーンを迎えた時の様でした。さすがミュージカル好きのスタッフです。感動は素直に表現するのでしょう。
そこで客先キーマンが私の元に寄ってきて「ありがとう。syunkan1965のおかげで無事予約初日を終える事ができたよ。本当にありがとう」と言って、握手を求めてきたのです。
私は思わずその手をギュッと握り締めて何回も上下に揺らしました。そこには言葉には表せない感動が生まれていました。言葉ももちろん大切ですが、私はその握手に一番感激しました。
それまでの苦労など吹っ飛んでしまった瞬間でした。
これは何かを達成した時にやらないと効果はありません。時を間違うとただのセクハラと勘違いされてしまうから気を付けなければなりませんよ。
そんな訳で言葉を超える感動を相手に与える「握手力」を使って見る事を提唱したいと思います。
日本人はハグや握手などの体を交わすコミュニケーションに馴れていませんから馴れるのに時間が掛かるでしょう。
しかし、きっとサプライズが生まれるはずです。時を間違えなければね。
貴方の○○力の歩き方の参考になれば幸いです。

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